ボホール島最大の見どころ、チョコレート・ヒルズ

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チョコレート・ヒルズ(Chocolate Hills)は島のほぼ中央、カルメンの町の近くにある。高さ30-40mの円錐形の小丘が約1200個、平地線の果てまで続くという独特の景観が見もの。4-6月の乾季に、その色がグリーンからブラウンに変色することからの名がつけられたという。まさに絵に描いたような幻想的な世界が広がっている。

この不思議な山々には二つの伝説がある。ひとつは、昔ふたりの巨人が石を投げ合って喧嘩をしていたが、やがて疲れ果て、最後には仲直りをして島をあとにした。チョコレート・ヒルズは、後に残された石であるというもの。

もうひとつは、この島の青年アロゴが、既に死期に近い女性アロヤに恋をする。しかし彼女はやがて死んでしまい、悲しみにくれるアロゴのほおをこぼれ落ちた無数の涙がチョコレート・ヒルズになったというもの。

地質学的には、丘のほとんどは珊瑚礁によってできた石灰岩からなるといわれるが、その形成過程にはまだ謎の部分も多い。貝殻が多く出土していることから、大昔は海底であったということだけは確からしい。

チョコレート・ヒルズの景観を見るためには、おもにふたつの方法がある。カルメンの町近くのチョコレート・ヒルズ展望台(旧チョコレート・ヒルズ・コンプレックス)、そして2014年8月にオープンしたチョコレート・ヒルズ・アドベンチャー・パーク(通称CHAP)。いずれも高台から、壮大な景色が楽しめる。

なかでも話題のチョコレート・ヒルズ・アドベンチャー・パークでは、空中からチョコレート・ヒルズを眺めるアクティビティが人気。地上から高さ150mに設けられた。長さ275mのロープの上をバイク・ジップと呼ばれる自転車に乗って往復するもので、展望台からとはまたひと味違った景色が堪能できる。(地球の歩き方'17,'18)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社畜はもういい

僕は2017年5月末に会社を退職し、無職になりました。
正社員という地位を手放したわけです。
今回は僕が退職して無職になった経緯をお話しようと思います。
僕はこれまでに2社、正社員を経験しています。
1社目は新卒で入った企業で、業種は電子部品の製造会社でした。
一応、国際展開している会社で、フィリピンの拠点では入社当初の従業員は1000人くらいだったかと思います。
新卒で入社してから6年間は、翻訳や通訳を中心に業務を行っていました。
僕は社会科学を専攻していましたので技術的知識が欠け、工学関係の専門用語を習得しなければなりませんでした。        
会社はシフト制でしたが、事務員は昼シフトなので、特に問題はないです。
ただ、交互に土曜日にも出ます。
給料が普通の作業員、事務員の二、三倍だから、貯金できます。
エンジニアの給料が安いせいか離職率も非常に高かったのです。
大半は海外出稼ぎを目指しています。
自分もその波に乗っていつかは転職しなくちゃと考えていました。
転職先としては、観光が好きなのでカスタマーサービスか案内の仕事がしたいと思っていました。
もともと趣味で観光のブログとかも作っていましたし。
2008年のリーマンショックの影響で、皆は僕を含めて転職を保留にして置いていました。
翌年、危機が明けたら、エンジニアたちが続々と退職届を出しました。
兄が既に働いているシンガポールに渡りました。
シンガポールに着いたらすぐ就職活動を始めて、三週間後に就労ビザを獲得し、物流株式会社でカスタマーサービスをスタート。
アジアパシフィック圏内の顧客とのやり取りは非常に楽しかったです。
でも、この仕事を続けるわけにはいかなくなってきたのです。
担当のプロジェクト全体は予定通り六か月後に終了しました。
その結果、たまたま他の部門に空きができたのであそこに移って、指示書や図面作成、部品表作成、部品番号登録、文書管理などを行っていました。
この8年間、人生の開放感のなさ、独創性が浮かばない環境の中に勤務疲労も感じてこのような毎日の繰り返しでいいのか自分の人生を改めて思わされました。

知る人ぞ知る滝

経歴

大学生の時、日本に留学して3年間ほど滞在しました。
祖国に帰って卒業し、やっと社会人になりました。
マニラ郊外にある電子部品製造日系企業に入社し、6年間ほど通訳を務めていました。
離職後、シンガポールへ旅行がてら就職に渡航しました。
今回は物流会社に入社し、また新しい経験を得ることができました。
シンガポールにいるうちに周りの国々へ旅立ってインドネシア、マレーシア、タイ、カンボジアベトナムを巡り、多文化に触れることができました。
年一回ほどフィリピンに一時帰国して国内旅行や家族再会を満喫しました。
海外出稼ぎの良い点はやはり賃金が母国の数倍なので貯金できます。
海外にずっといるわけではないため、思い切り働いてお金を貯めていました。
稼いだお金で車を購入し、初めて島内移動が容易く、楽になり、家族にとってとてもありがたいことです。
海外にずっと残るつもりもなく、8年後、海外生活はもういいと思ったら退社して帰還を決心しました。